長時間強制捜査の現実

 

 JR総連に対する家宅捜索は、12月10日11時現在でもいまだ継続しています。一部では、あたかもJR総連側が捜査妨害を行っているかのように言われていますが、現実は、異常なほど大量の押収と、ダブり・不用品の押収などといった乱雑な押収品の確認で時間がかかっているためです。

根こそぎの押収で空っぽになったキャビネット。

しかし、下記のとおり、多くの物品は警察すら精査するまでもなく不要と認めざるを得ないものばかり。

押収品の確認の際に不要とされ、返却された宅配便の送り状。

どんなつもりで、押収しようとしたのか。

さつき企画、さつき会館から押収しようとした物品のうち、押収不要になった物品の一部。
鉄道ファミリーから押収しようとして、やはり不要とされた物品の一部。

鉄道ファミリーでは、当初、180点ほどの物品を押収しようとしたが、確認の結果、19点の押収となった。

このほか、大会議事録を複数押収したり、70年代の「国鉄動力車労働組合(動労)」の公式資料など、水増し、別目的の押収品が多数あります。