国際自由労連「労働組合権の侵害に関する年次報告書」に掲載

浦和電車区7名の逮捕・勾留は不当だ!

 国際自由労連(ICFTU)は毎年、世界中の労働組合権の侵害に対し調査を行い報告書を発行していますが、2004年度版が宮崎で開催された第18回大会で配布されました。2003年1月から12月に発生した事件が掲載されていますが、日本の項にえん罪JR浦和電車区事件をはじめとするJR総連に対する弾圧が掲載されました。

国際自由労連・労働組合権の侵害に関する年次報告書(2004年・抄訳)

 組合員への迫害 「年間を通して、JR総連組合員が警察によって迫害され、攻撃をされた。2002年11月に逮捕された7人の組合員の苦難は10月まで続いた。彼らは職場での組合活動によって逮捕された。彼らは11カ月勾留され、弁護士以外の人との接見を許されなかった。10月にやっと保釈された。
 その間、6月12日には他の組合役員の家と組合建物も家宅捜索をされた。9月3−4日には、警察がJR総連に加盟するJR東労組と組合役員宅を含む58カ所の家宅捜索を行い、1172点を押収した。」

 労働組合権侵害は世界中に広がっている 国際自由労連(ICFTU)は152カ国、233組織、1億4800万人が結集している労働組合の要となる国際センターです。11月17日、ILO(国際労働機関)の勧告に続きICFTUは、 えん罪JR浦和電車区事件7名とJR総連に対する日本の警察の弾圧を「労働組合権に対する侵害」であるとはっきりと認め、世界中にこれを発表したのです。
 ICFTUの「労働組合権の侵害に関する報告書」2004年度版は294ページにおよび134カ国の労働組合権の侵害を報告しています。ICFTUの書記長ガイライダー氏の冒頭の言葉には次のように記されています。「近年、労働組合権に対する侵害は確実に増加している。……こうした労働組合権の侵害の増加の第一の理由は経済的グローバリゼーションが新自由主義的指針にのっとって横行し、労働者の権利を損ねているのです。多くの国家はグローバル市場に足がかりをつけることを狙っており、労働組合を経済発展の妨害物とみているのです。」 経済的グローバリゼーションの進展が労働組合への弾圧をより強めていることを語っています。

 2003年には政府機関などの攻撃により、世界で129名の労働組合員が命を落としています。組合活動やストライキを理由とした解雇、脅迫、逮捕、勾留などの攻撃が世界中の労働者にかけられています。弾圧に抗して勇敢に闘っている世界中の労働者たちとしっかりと手を結んで、えん罪JR浦和電車区事件7名の完全無罪をかちとるために、さらに奮闘しよう!

 

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