アピール
1993年、平和憲法が変えられようとしている現実にたいし、強い危機感を抱いた女たちが、平和に向かう小さな一歩を踏み出しました。はじめに「エンジェル」が、続いて「星砂の会」、「ななかまどの会」、「おりづるの会」が、そして「青空の会」が結成され、しなやかで生き生きとした女たちの活動がはじまりました。
平和な21世紀を願った私たちの前に「9.11事件」が立ちはだかり、世界各地で戦火は止まず、地球環境の破壊と人類の生存の危機が進行してきました。
米国の戦争に積極的に協力する日本政府は、平和憲法を踏みにじり、有事法制やテロ特措法、イラク特措法を生み出し、“改憲手続き法”である国民投票法まで成立させました。また他方では、競争と格差の拡大、弱者切り捨てによって、貧困層が増大し、生活の安定・安全が損なわれてきました。人々の心が閉ざされ、自殺者が毎年3万人を超える日本。人間が人間として尊厳を持って生きられないこの国の政治に、私たちは未来を託すことはできません。
えん罪 JR浦和電車区事件で7名が逮捕され、6年が経とうとしています。弾圧と「テロリストキャンペーン」、組織破壊攻撃の嵐のなかで、私たちは、無罪を確信してたたかってきました。しかし私たちにつきつけられた現実は、美世志会に対する不当判決と懲戒解雇処分、さらにえん罪JR蒲郡駅事件のでっち上げと東海労・加藤さんの懲戒解雇処分という、事実を蹂躙した断じて認めることのできないものでした。私たちは、激しい怒りをかき立てながら、美世志会と加藤さんの完全無罪・職場復帰をかちとるため、真実を訴え、創意工夫して闘ってきました。とりわけ、布川事件をはじめえん罪で苦しむ人々の訴えに学び、具体的に連帯を求めて、たたかいの輪を拡げてきました。
その過程で私たちは、労働組合への弾圧を許さず、平和・人権・環境を守る闘いを通じて、仲間の大切さ、団結の素晴らしさを学びました。私たちは、家族や仲間を愛し、いのちを守り育てる女性たちの闘いをさらに生き生きと闘っていきます。
この秋、えん罪 JR浦和電車区事件控訴審が始まります。正義は必ず勝利することを確信して、広範な人々に真実を訴え、第1審不当判決の逆転勝利・完全無罪をかちとりましょう。さらに、えん罪 JR蒲郡駅事件の無罪をかちとり、仲間たちすべての職場復帰を実現するため、あきらめず、闘っていきましょう。
子どもたちに平和な未来を残すため、9条を守り平和を求めるすべての人々と手を携え、走らせ続けよう、女たちのピーストレイン!
2008年7月26日
戦争を許さない女たちのJR連絡会
全国集会