委員会宣言
私たちは本日、東京・目黒雅叙園において第27回定期中央委員会を開催し、第20回定期大会以降の闘いを再確認した。そして、これまで闘ってきた弾圧粉砕!7名の完全無罪をかちとる闘い、反戦・平和・憲法9条を守り広める闘い、国鉄改革完遂・JR労働運動の強化拡大、反グローバリズム国際連帯の闘いをさらに前進させる方針を決定した。
昨年11月1日、JR浦和電車区事件から2年、公正な裁判を求める大集会の圧倒的な成功。賛同者の連鎖的な拡大。さらにILOの勧告。国家賠償請求裁判や新潮裁判、さらには、ILOに日本政府としてウソの報告を出した者の告発など、反弾圧の具体的闘いは「革マルキャンペーン」をも凌駕し、闘いを前進させている。今、世の中は「微罪」にもならないことでさえでっち上げられ、労働者・市民への弾圧が強まっている。私たちはこうした弾圧に対する闘いとも連帯し、さらに反弾圧の課題で連帯する仲間を増やしていく。
そうした状況の中で迎えた05春闘は、JR総連として統一要求を掲げベア獲得に向け闘うことを確認した。しかし一部の会社では、好調な業績に相反して労働者を犠牲にする労務政策がおこなわれている。私たちは、この間諸先輩が勝ち取ってきた賃金・労働条件を一気に取り崩し年功賃金の完全廃止を狙う賃金制度や社員運用の改悪を許さず、いま職場から立ち向かっている箱根以西の仲間とともに、広く大きく連帯した闘いを創り出す。また、中小・地場で奮闘する仲間たちへエールを送るとともに、労連の仲間、諸先輩とともに総団結でJR春闘を闘うことが大きな課題である。私たちは労働者の連帯という春闘の原点に立ち返り、定昇確保と統一ベア要求の実現、賃金・労働条件の改善などを目指し、3月中下旬の決着に向け2005年JR春闘を闘いぬく。
昨年から新潟・中越地震や、スマトラ沖地震をはじめとした世界各地で台風や地震、津波などにより多くの被災者を生み出した。これに対し、中越での2,600名を超える組合員による復興活動、スマトラ沖地震津波被害への復興支援をおこなった。また、アフガニスタンやパキスタンなど海外での支援プロジェクト、障がい者への慰問や旅のプレゼント、ふるさとの森づくり、2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会などにも多くの組合員が活躍している。私たちは自然破壊を許さず、ヒューマニズムに基づく取り組みをこれからも続け、仲間の絆をさらに深めていく。一方で私たちの総団結を崩そうとする組織破壊者に対しては、内・外を問わず、断固組織的に闘う。
今年は敗戦から60年。改憲や教育基本法改悪が論議される中で、子どもたちの未来に平和を残すことが問われる年でもある。イラクへの自衛隊派遣はなし崩し的に延長され、9条改悪はすぐその先にまで迫り、平和を希求する人々への弾圧も強まっている。そうした中で、護憲・平和への共同行動と統一戦線の拡大は重要な課題である。私たちは結成10周年を迎える「憲法9条―世界へ未来へ
連絡会(9条連)」や「戦争を許さない女たちのJR連絡会」と連携し、平和を守る取り組みを発信していく。
今年開催されたWSF2005(世界社会フォーラム)では、ICLS(国際労働者交流センター)結成をかちとった。そこでは平和の闘いへの連帯も生まれた。私たちが目指す国境を越えた団結と連帯の闘いは、国際交流の実現により新たな橋頭堡を築き上げた。私たちはさらに世界へと労働者の連帯の輪を拡げていく。
私たちが実践する反グローバリズム労働運動の闘いでの成功と高揚に対し、JR総連破壊攻撃はさらに強まっている。しかし私たちはこれに怯まず、後退せず、正正堂堂とJR労働運動の強化・拡大を目指し、これからも職場からの闘いを創造しつつ、JR総連総がかり体制=「ALL
JR WORKERS」で断固闘いぬく。
以上、宣言する。
2005年2月4日
全日本鉄道労働組合総連合会 (JR総連)
第27回定期中央委員会

|