警視庁公安二課による業務上横領でっち上げを怒りをもって糾弾する
本日、警視庁公安二課はJR総連事務所をはじめとする目黒さつき会館の各箇所、伊東さつき会館、JR東労組本部事務所および、日本鉄道福祉事業協会とJR総連、JR東労組の元役員を含む役職員宅など、10数カ所にわたって家宅捜索を行った。捜索は夜になっても続けられ、多くの物件が押収され続けている。私たちは組合破壊を目的とした不当弾圧に満腔の怒りをもって糾弾するものである。
今次、不当弾圧の容疑は、平成12年4月20日に発生したとする業務上横領とされているもので、本年3月16日に「東京駅暴力行為でっち上げ事件」の不起訴処分決定後に本来還付されるべき押収品を再差押(22点)したことに引き続く暴挙である。
警視庁公安二課は、被疑者とされる松崎明氏の個人的資金の受け渡しに、JR総連と加盟単組が共同で設立した国際交流推進委員会の国際交流基金の口座を一時的・便宜的に使用したことを業務上横領としてでっち上げたのである。よってJR総連は、いかなる損害も受けていない。
すでに11月16日に採択されたILO第二次勧告でも、再差押について注目し、被疑事実等についてILOに報告するよう日本政府に求めている。JR総連はILO第二次勧告を受けて、12月1日、警視庁に対して再差押えされた22点の押収品の還付請求などを行っていた。警視庁公安二課は、ILO第二次勧告や押収品の還付請求に対抗して、業務上横領の捜査を行っている既成事実をつくるために家宅捜索を強行したと推測される。この弾圧は、11月1日に内閣府に提出したILO勧告の即時履行を求める署名が40万筆も集約されたこと、同日開催した、えん罪JR浦和電車区事件を支援する会の集会が2,500余名もの結集で成功をおさめたこと、そしてなによりもJR浦和電車区事件の公判で事件のえん罪性が明らかになっていることなど、私たちの反弾圧の闘いが前進していることに対する報復の意味を持つ政治弾圧である。
私たちは、公安二課による不当な業務上横領でっち上げと家宅捜索に対し、断固抗議するとともに、押収品の即時還付を求めるものである。
警視庁公安二課による不当弾圧を許さず、えん罪JR浦和電車区事件被疑者7名の職場復帰と完全無罪に向け、組合つぶしを目的とした政治弾圧に抗して闘いを強化するものである。
2005年12月7日
全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)
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