香港警察の蛮行に抗議し、逮捕者の即時釈放を要求する!
第6回WTO(世界貿易機関)閣僚会議が12月13日から19日まで香港で開催された。WTOは新自由主義的グローバリズムの推進機関といわれ、世界149ケ国の加盟の下、世界の貿易ルールを決定することを通じ、世界中を富と貧困に二極化する弱肉強食の国際的推進機関に他ならない。
香港には世界中から閣僚会議に抗議する労働者・農民・各種社会団体が集結した。山場を迎える17日夜から18日にかけて会議場となっていたコンベンションセンター前で集会をおこなっていた1000名以上を香港警察は強制連行した。香港警察は催涙弾、電気棍棒、ゴム銃弾などを使用して集会破壊を行い、逮捕者に対しては、水や食料を与えず、トイレもままならない状況に放置したのだ。
12月20日付けの現地からの情報によれば、800名以上が釈放されている模様だが、現在14名が起訴されており(韓国11名、香港1名、日本1名、台湾1名)12月23日には第2回公判が予定されている。逮捕者の中にはJR総連と交流を続けてきた韓国公共連盟委員長、梁暻圭(ヤン・ギョン・ギュウ)氏が含まれている。
今回のWTO閣僚会議は、新聞情報によれば、いわゆる「貿易自由化の本筋といわれる難題はすべて先送り」とされ、その「先送り」の見通しも危うい状況といわれている。つまり貧困と債務に苦しむ低開発国のこれ以上の貧困の拡大・内戦の火種を許さないという姿勢と、更なる「自由貿易による利潤」の追求をする先進諸国が対立し、世界各国の矛盾がぶつかりあった状態のまま、閣僚会議ではこれといった成果が上がらなかったということを意味しているといえる。
JR総連はこのかん反グローバル労働運動を職場から追求し、ICLSの仲間たちとともに国際連帯の具体的闘いをすすめてきた。こうした立場に立って、多国籍企業の更なる利潤追求の場でしかないWTO閣僚会議に抗議している労働者・民衆と固く連帯し、香港警察の蛮行弾劾・逮捕者の即時釈放を求めるものである。
2005年12月20日
全日本鉄道労働組合総連合会
北海道旅客鉄道労働組合
東日本旅客鉄道労働組合
JR東海労働組合
JR西日本労働組合
JR九州ユニオン
日本貨物鉄道労働組合
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