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第20回参議院選挙の集約にあたって
第20回参議院選挙は、改選議席121を比例区8党128人、選挙区192人が争う少数激戦となり、昨日7月11日に投開票された。「自民苦戦」が伝えられるなか、自民49議席(改選前51)、民主50議席(改選前38)で民主党が大躍進する結果となった。これが、2001年4月に誕生した小泉政権が進めてきた諸政策に対する有権者の評価である。年金改革問題や自衛隊の多国籍軍への参加など、強権的な政治運営への批判のみならず、働く者にのみ“痛み”を強いる「小泉構造改革」にNOが突き付けられたのだ。
とは言え、自民党が惨敗した訳ではない。公明党は11議席(改選前10)を確保し、連立与党は安定多数を維持した。与党内では「首相の責任はない」「改革路線を継続する」と明言している。投票率56.57%は、前回(56.44%)を若干上回ったが、有権者の政治不信と低投票率という「悪循環的無関心」がこれを支えているのだ。
一方、社民党は2議席(改選前2)、共産党は4議席(改選前15)という結果となり、いっそう護憲勢力の低調ぶりが浮き彫りとなった。昨秋の衆議院選挙に引き続き、二大政党化への流れがより進んだ。しかも、民主党は旧自由党との合併などにより、党内主流は改憲志向であることから、その流れは基本的に保守二大政党であると言える。
こうしたなかJR総連は、各加盟単組および地方協議会と連携をはかり、比例区2名、選挙区18名の推薦を決定し選挙戦を闘い抜いた。厳しい闘いではあったが、比例区では“家西さとる”“弘友和夫”両名がともに上位当選を果たした。選挙区においても推薦候補全員の当選を果たすことができた。とくに、“家西”候補については、第26回定期中央委員会で推薦を決定して以降、JR東労組・JR北海道労組・JR貨物労組の推薦のもと万全の体制で選挙戦に臨んだ。猛暑のなか獲得した21.7万票は、まさしくJR総連の組織力を示すものである。
参議院選挙を終えて、護憲勢力の減少とも相まって、憲法9条をはじめとした憲法改悪のスケジュールが早まっている。JR総連は、今次参議院選挙で培った団結をさらにうち固め、推薦議員とともに平和・人権・民主主義を守るためにさらに奮闘していくものである。そして、そのことをもって現下の政治弾圧を跳ね返し、浦和電車区7名の完全無罪と職場復帰をかちとろうではないか。
JR総連の参議院選挙方針を支持し、推薦候補の当選にご協力いただいた組合員、家族、OBの皆さんに感謝を申し上げ、第20回参議院選挙の集約にあたっての見解とする。
本当にありがとうございました。
2004年7月12日
全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)
執行委員長 小 田 裕 司

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