2001年8月2日

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全日本鉄道労働組合総連合会  

  小泉首相の靖国神社公式参拝反対!

 小泉首相は国内外の反対の声を無視し、8月15日に靖国神社参拝を強行しようとしています。A級戦犯の合祀問題を抱え、歴代首相は中曾根首相(85年)以降、公式参拝を行っていません。小泉首相があえてこの時期に公式参拝を強行するのは、経済・財政の「改革断行」と表裏のものである国家主義を鼓吹し、戦争への道を進もうとする決意の表明にほかなりません。JR総連は本日、小泉首相に対し公式参拝中止を求め、要請書を送付しました。

  2001年8月2日

 

 内閣総理大臣

  小 泉 純 一 郎 殿

                                                      全日本鉄道労働組合総連合会 

                                                     執行委員長 小 田 裕 司 

 

小泉首相の靖国神社公式参拝の中止を求める要請書

 小泉首相は、8月15日、靖国神社への公式参拝を行うことをくり返し表明している。

  靖国神社は、東条英機などのA級戦犯をも合祀しているところであり、軍国主義の精神的な支柱とされてきたところである。かつての日本の侵略戦争を美化し、「天皇のための名誉の戦死」をとげた人々を「英霊」としてまつっている場所である。

  かつて侵略された中国が、首相の靖国参拝に対して「やめなさい」と強い口調で抗議しているのは、他国への干渉などではなく、過去の日本の事実に対して反省もないばかりか現在においてもなお、それを美化し続けている小泉首相の姿勢に対しての当然の批判である。

  それは平和主義の九条をもつ日本国憲法にも違反するものである。

  かつて1985年に中曽根首相が公式参拝を強行した際にも、内外からの厳しい批判に翌年は参拝を中止せざるをえなくなり、以来、歴代首相の公式参拝は行われていない。にもかかわらず小泉首相が参拝を強行するとすれば、たとえ「個人の信条」と口実をつけようとも、それは軍国主義への道を日本が再び歩み出すという宣言になるのである。

 中国、韓国など近隣諸国からの厳しい批判は、その指摘である。

  憲法の平和主義を守り、近隣諸国との友好のもとに平和を実現するために取り組んでいる私たちJR総連は、小泉首相の靖国参拝を断じて許すことはできない。即刻、中止を求めるものである。