2001年8月8日

bS86

全日本鉄道労働組合総連合会  

 

東京都教育委員会が、戦争を美化・侵略を正当化する教科書を採択!

都教育委員会の「つくる会」教科書採択に断固抗議する!

 

 東京都教育委員会は7日、「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社の中学歴史・公民教科書を、一部の都立養護学校で採択しました。

 問題となった「つくる会」の歴史教科書は、自由主義史観にもとづき、過去の一切の戦争を美化し、侵略の事実を隠蔽する内容であることから、アジア近隣諸国から批判が相次いでいたものです。

 1万人を超える会員で、全都道府県に支部を設立し、年間4億2千万余円の収入で活動している「つくる会」は、この教科書を採択させるため、地方議会や教育委員会に「教師を外して」採択審議するよう請願・陳情を繰りかえしています。

 JR総連は、都教育委員会の決定に怒りをもって抗議するとともに、あらゆる戦争政策に反対し、憲法9条を守り広め、平和な未来を創るために闘うことを明らかにするものです。

                                                             2001年8月8日   

  東京都教育委員会

   教育長 横山 洋吉 殿

                                                     全日本鉄道労働組合総連合会  

                                                     執行委員長  小 田 裕 司  

 抗   議   文

   貴東京都教育委員会は昨日、全国からの6000件もの「採択反対」の声を足蹴にして、

  「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社の教科書を一部都立養護学校向けに採

  択しました。

   私たちJR総連は、扶桑社の教科書については、歪んだ歴史認識に基づく教科書であり、

  中国や韓国をはじめ国内外からも批判が集中していることから、過日、貴教育委員会に対

  し採択をしないよう強く要請しました。

   扶桑社の教科書は多くの問題点が指摘され、かつ「難解」「ふさわしくない」教科書です。

  各地の教育委員会が「不採択」を決定しているなか、養護学校という弱い立場の子どもた

  ちの教材に率先して「つくる会」教科書を採択した貴教育委員会の判断は、将来に禍根を

  残す重大事と言わざるをえません。

   私たちJR総連は、未来を担う子どもたちのため、貴教育委員会の採択に強く抗議する

  とともに、「つくる会」教科書を今後一切使用しないよう切に求めるものです。

  以 上